歳を重ねていくと生活が少しずつ変化して、これまでの洋服との付き合い方も変わっていきます。
多くの方はメディアやブランド頼みのアイテムの選び方や買い物の仕方から、
「しっかりと自分を信じてモノを見る」選び方になっているのではないでしょうか。
自分は、どんな方も、歳を重ねるほどファッションなどを通じて「モノ」を見る審美眼がどんどん進化していくと考えています。
だからサイツアンドラボで大切にしたいのは、「モノ」の本質と背景にある職人の仕事や素材の特性、デザイナーのプロダクトへの想い。
それがご覧いただいている多くの方に伝わるように、勧めるというより、ご紹介したい。
立ち止まったり、振り返ってばかりではなく、同時に今まで知らなかった「良いモノ」との出会いがあってほしい。
その「出会い」を積極的に求めて探求し続ける場所でありたいと思っています。
今日はそんな「出会い」のひとつだった、レザーのプロダクトブランド、『KUBERA 9981』について。
アイテムはこの後少しずつご紹介していきますので、今日はブランドのご紹介です。
日常こそ、旅。
海から陸に上がり、歩くことから始まった人類の旅。
その道具は船、飛行機と進化し、
『地球は小さくなった』
と言われるようになった現代では、もはや日常と旅の境目さえ曖昧です。
むしろ、膨大な情報がすぐ去っていく日常こそ旅そのものだと言えるかもしれません。
スマートフォンとクレジットカード、それにパスポートがあれば
世界のどこへでも旅に出かけられる現代は、
最も旅が身近な時代と言えるでしょう。
『旅』という環境において、
必要なものを詰めたトランクやバッグはまるで小さな家のような存在。
【KUBERA 9981】は言わば
家の中に大切なものをしまう『金庫』のような場所。
パスポートやクレジットカードはもちろん、現金やチケット、各国のSIMカード、ちょっとした薬やお守りなど、
大切なモノたちの置き場所は、それ自体が人生という旅のお守りになるはず。
-KUBERA 9981 オフィシャルより-
日常の中の様々なシチュエーションを「旅」というフィールドとしてとらえてプロダクトに落とし込む。
クベラ9981のアイテムを見れば、最近の小さめサイズのお財布ブームの中でなかなか見つけられないようなたっぷりと収納力を持ったものも多くラインナップされています。
まさにそれひとつでどこへでも行けそうな。
以下、ブランドプロフィールより。
<マテリアルとファッションの翻訳者>
モノも情報もあふれている時代、KUBERA9981の役割は答えを教えることではなく、その方程式を一緒に考え、見つけること。それを文脈と捉える人もいれば、科学や実験と捉える人もいる。変わらないことは、革という生きた素材と価格も含めたファッションというトレンドの通訳、翻訳者であること。
<皮革の美しさ、可能性の探求者>
私は25年の歳月を皮革と過ごしてきました。知れば知るほどにわかるのは「何もわかっていない」ということだけ。それでも、生き物からプロダクトを作るという行為にどっぷりと浸ることができたおかげでクリエイターではなく、ビジネスマンでもなく、私なりの探求心で皮革とともに旅をしてきました。
<81=9×9に込めた旅への想い>
KUBERAの語源はインド神話に出てくる財宝の守護神「クベーラ」。最初の「9」はクベーラが持つ9つの財宝を示しています。もうひとつの「9」は正数の最大にして最後の数字。曼荼羅や108あるとされる煩悩にも関わる不思議な数字。その2つを掛け合わせることで日本の国番号「81」を表現し、日本から世界へ出かける人々のお守りとして、それぞれ「9ronicle (クロニクル/物語)」を紡いでいただきたい。
デザイナー、ブランドの想いが上の文章からうかがえます。
バッグやお財布、名刺入れやカードケース、キーケース、などなど、
革小物の選び方はその用途やタイミングによって変わると思います。
今は小さなバッグのトレンドやキャッシュレスという時代の流れから、シンプルでコンパクトなお財布が多くみられますが、基本的には長財布がメイン、という方も決して少なくないはずです。
実際、私自身もシチュエーションによって持つ「財布」や「バッグ」は変わります。今日はポケットにお気に入りのミニ財布が入っているし。
とかく、革小物の選び方は自由で無限、これが正解という答えは永遠のテーマでありそれを探し続けるのも楽しみと言えます。
KUBERA9981では、世界の一流レザーを今のファッショントレンドやライフスタイルに独自の解釈を加えて落とし込んでいます。
老舗ブランドにも使用されるような素晴らしい素材をあえて日常の中の身近なアイテムに落とし込んだり、逆に新しい素材を積極的に開発したりと、一つにとらわれることなく、使用するそれぞれの方の『旅』のパートナーとして提供しています。
この秋冬シーズンは身近なアイテムとしてお財布やカードケースをメインにセレクトしています。
いつも手元にあってその魅力をダイレクトに感じやすいものばかり。
革の魅力の再発見もあるでしょうし、また新しい素材や加工、機能的な造りの発想との出会いもあることでしょう。
ぜひ一つ一つ手に取ってじっくりとご覧いただきたいです。
また、これからのホリデーシーズンのギフトの候補にも喜ばれるかと思います。
どなた様にも新しい出会いがありますように。
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