バイイングは入荷までの半年からそれ以上も前に済むことが多いのですが(一部そうでないものも)、半年後を想像して買い付けを行うというのはもう十数年携わってきた仕事とはいえ毎回が緊張の連続です。そして毎回、新しい出会いが待っています。そう、緊張感とワクワクを良いバランスで感じることがこの職業の楽しいところなのです。

今シーズン、「ワクワク」だったもの、それが「THROW(スロー)」のストールでした。今シーズンの良き出会いです。

もともとストールは大好きなアイテムで、若かりし頃に出会った数々のブランドが思い出されます。「ファリエロ・サルティー」や「ジョンストンズ」などのいわゆる知れたブランドのものから、古着屋やセレクトショップで気に入ったよく分からない(笑)ものまで、本当にたくさん買いました。

ここ数年は新しいものにあまりピンと来ずでしたが、それでも少し気にかけていたところ、展示会回りの中で、全職場でお世話になった某人気ブランド(今や日本のトップブランド!)のプレスの方からご紹介いただいたのが「THROW (スロー)」でした。

 



《 THROW スロー 》

2019年デビューのストールブランド。

THROWのストールコレクションは、国内ナンバーワンといわれる毛織物の産地、「尾州」で織り上げられた生地を使用している。

大手セレクトショップのプレス、バイヤーを経て、八木通商の企画&セールスとして活躍したディレクター山内達詞が手掛ける。
なお独立した今も、大手セレクトショップや総合商社のアパレル部門と契約しディレクターとして商品企画に携わっている。
また氏の家業は尾張一宮の機元問屋、「東伸」。2014年に継いでいる。
世界のトップブランドやヨーロッパの一流メゾンでも使用されるなど、そのクオリティーと信頼度の高さをうかがわせる。

尾州産地の高い技術と自身の経験や感性から生み出された唯一無二の素晴らしい生地で表現されるストール・マフラーのコレクションはシーズンを重ねるたび多くのファンを増やし、業界やセレクトショップ、ファッショニスタから注目されている。

いろいろなモデルがラインナップされていますが、どれもが個性的であり、しっかりと「ブランドらしさ」を持った雰囲気を漂わせています。

基本的には大好きな洋服たちの上に合わせていく「巻物」ということで、コーディネートの魅力を生かしながら楽しんでいただきたく、巻きやすいサイズのシングルタイプをセレクトしました。

こちらのページでご紹介していきますのでお楽しみにしてください。

すでに店頭でも好評ですので気になる方はぜひお早めにご覧になってください。

 

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