夏と言えばサンダル。正直そう思っていたんだけれど、「東京サンダル」を知ってからはその考えを改めました。季節関係なく好きな時に履いて良いんだなって。
実は20代から30代前半まで、ブーツカットのボトムスが多かったのもあって、靴と言えば革靴やブーツが多く、今みたいにスニーカーを履くことはかなり少なかったのです。(あっ、チャックテーラーやオールスターは別)さらに、サンダルも大好きで。あの頃は「ユッタニューマン」をはじめ、「ビルケンシュトク」「アイランドスリッパー」「ハワイアナス」など、価格に関わらず気に入ったものはひたすら買い増やしていました。今思えば、足痛いけど気合で履いたものもあったかな。
で、夏はブーツからサンダルへ、秋はサンダルからブーツへ、みたいな、そんなローテーションだった時期がありました。
それで40台になった今は、「快適な履き物しか履かない」から足が痛いものや我慢しなくてはいけないものは、必要なくなりました。今はほとんどスニーカーやサンダルです。(足に合うパラブーツやハイブリッドなMIDORIKAWARYOの靴は好き。)
サイツアンドラボで、「サンダル」というプロダクトの中から、「東京サンダル」を扱う理由は、「プロダクトとして優れている」から。それはもちろん履いた感触もだし、作り手が考える構造やそれがもたらす機能が明確だから。モデルはたくさんありますが、どれからでも良いので、ぜひ「モノ好き」なら一足は手に入れて損はないと思います。
「ダブルモンク」っていうと、サンダルとしては珍しくなく、むしろ見慣れたデザインとさえ言えるのですが、個性が強い「足」という体の一部にとって、構造的にかなり理にかなっているなーって思うんです。
足の長さ、幅、甲の高さ、踵の大きさ、などなど体の中でも繊細かつ個性が際立つ難しいパーツを以下に快適に支えるか。履き物の使命は非常にハードルが高いです。
ダブルモンクは左右のストラップを合わせてホールドするから、足に対して柔軟だし、さらに2か所のバックルのおかげでホールド感を分散してバランス良く足を包み込むことが出来ます。ちょっとした微調整がしやすいので一日の中でも時間帯によって状態が変わっても(むくんだり)フレキシブルに対応可能です。また、最近では季節に関係なくソックスを履いたまま合わせる方も増えてきているため、素足の時とソックス着用時でサンダル自体のサイズを変える必要がありません。ストラップでちょちょっと調整で済みます。
足へのフィットが自在だという点に加え、これは東京サンダル特有の強みでもあるのですが、ブーツメーカーとしての生産背景を持ち素材や製法が非常にタフなものであることが他のサンダルとは一線を画すポイント。ステアのアジワイ深い剛健な質感やオールソールの交換やソール自体の耐久性の高さはここでしか見られないのではと思います。
そしてさらに重要なのは、もはや「靴」と呼んでも良いほどこだわりの製法を駆使しながら、人間工学、足病医療の観点で3次元に成型されることにより足骨格を安定させ快適な歩行や足の健康までをも考えているという点です。
二足歩行で生きてきた人間にとって、より快適で自然な歩行を維持する事は健康を保つために忘れてはいけない事なのかもしれません。
アーチ状に曲線が描かれる天板や技術が光るアッパーやコバの仕上げの美しさはまさに機能美。
その顔のキレの良さはしっかりと「ファッションアイテム」として存在感を放っています。
ファッションと機能性、プロダクトとしての完成度の高さ、どれを取っても、同じくライフスタイルの中でともに存在し続けて欲しいと願うサイツアンドラボのコンセプトに完璧にハマる逸品です。
ぜひ今年こそ手に入れていただきたいです。
TOKYO SANDALのDOUBLE MONK SANDALはオンラインストアでもご購入いただけます。
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TOKYO SANDAL 東京サンダル DOUBLE MONK SANDAL BLACK ダブルモンクサンダル ブラック
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