日本で初めて綿業が根を下ろしたという愛知県三河。
この地の三河木綿を使用した「刺し子織り」は独特な表情を持ち、生地の凹凸により耐久性、耐火性、保温性、吸湿性に優れ、肌触りも良く日本古来より伝わる防火用衣や道着の織り物として伝わってきました。
この地でこの「刺し子織り」の老舗メーカーとして歩み続けてきたのが「工房タネイ」。
それまで手工業で行ってきた刺し子織りを動力による織り機を導入したことで安定的な供給を可能にし、三河の地に刺し子織りを根付かせたと言います。
今回ご紹介の「CaBas キャバ」は、この「三河木綿刺し子織り」を素材としてバッグコレクションを展開しているブランドです。
CaBas (キャバ)は2012年パリのボンマルシェ百貨店にてローンチし、スタートしました。
“CaBas”はフランス語で「大きな鞄」や「ショッピングバッグ」を意味し、日々を彩るアイテムとして自由な発想で使ってほしい、という想いが込められているそうです。
タネイ工房の職人を中心に国内外のデザイナーと一緒に対話を重ね新しいデザインを作り続けています。
高品質のレザーやナイロンとの組み合わせもここならでは。
日本のバッグでもどこかインポートブランドのような雰囲気を持っているのも魅力のひとつです。
帆布や綿の生地は2次元での表現が限界ですが、刺し子織りは3次元の生地として新しい可能性をも秘めています。
日本の素晴らしい素材やそれを生産する高い技術の工房をとらえなおし、この先の未来へつないでいく。
歴史のある産業も時代の移り変わりによって変わってしまうものが多いですが、「良いモノ」はカタチや役割を変えて必ず残っていきます。
CaBas (キャバ)の”美しくて強い”プロダクトを通じて日本の素材や職人の技術など、素晴らしい魅力を再確認していただけるのではと思います。
サイツアンドラボでは、期間限定で、この「CaBas (キャバ)」のプロダクトをたくさんご用意して実際にご覧いただけます。
サンプルをご用意しておりますので良いものに出会ったならその場でオーダーいただける機会となっております。
素材の表情や丁寧な職人の仕事をじっくりと見ていただける貴重な機会。
ご存じだった方も初めて知った方もぜひ一度ご覧いただきたいです。
※画像はすべてオフィシャルインフォメーションより
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