春アウターにドリズラージャケットという選択。-no. DRIZZLER SHIRT JACKET-

本格的な真冬が到来、という季節でも、ファッション業界では新作のタイミング。正直今すぐ着られるものとなると数少ないですが、それでも洋服が欲しい。そんな方へ新作のご紹介。まあアウターってことで頑張ったらすぐに着られると思います笑

個人的には「ドリズラージャケット」は好んで手にするほどトラッドな世代でもなく、20代のころとかはモードやデザイナーズコレクションでもそんなに注目しなかったなぁという印象のアイテム。

ただいつの頃からか、知らず知らずのうちにバイイングの中から増えていっていた気がして。惹かれていく部分があったんだと思うのです。

クラシックな存在なんだけれど、そこにもともとのスポーツウェアの要素があったり、スラックスやキレイ目のボトムスなんかに合わせる着こなしの中で自分の中でリアルな部分が増していったんだろうなと。

ということで、この春にセレクトしたナイスな「ドリズラー」がこちら。

まずこの素材が触った瞬間に素敵だなぁと。

「ポリエステル×ウール」という、軽やかだけどきちんと手ごたえのある感触がアウターとして嬉しい素材。ざらっとドライでスポーティーな印象の中に、さりげなくウールの起毛感が感じさせてくれる温かみが、ふわりと優しくカラダを包みます。

この混紡素材はエコロジーな機能素材[LUMILET®]。裏面にコーティングをすることでハリを出し、さらに撥水・透湿機能を持ち合わせています。春の突風でも不安定な突然の雨でも安心。真夏以外でいつでも着られるかなり万能なアウターになるのかなと思います。

余裕のあるシルエットバランスだから、この時期の厚手のインナーでも大丈夫。ちなみにこの日はトレーナーにインナーダウンまで合わせてます。

アームホールもたっぷりめで見た目にも良い感じの落ち感が出ています。さらにこのブルゾンのポイントはスリーブのライン沿いのアウトシームデザイン。

インサイドアウト的な立体的なシームデザインがアクセントになっています。クラシックさとちょいクリエイティブなデザインがマッチしているのがno.の良いところ。このさじ加減が歳を重ねた服好きたちにも響いているんだと思います。

この時期に新作を楽しむならまずは「アウター」からがおすすめ。早速チェックしてみてください。

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