ミリタリーがキーワードになると実は選ぶアイテムのバリエーションはそんなに広いわけではなく、むしろ差をつけにくいという面も。
カーゴパンツや今年だったらCPOシャツとか。ある程度ベースになるデザインが決まっている定番ものが多い。そこが良いところではあるんですが…。
コレクションのテーマを”ミリタリー”としたno.のブルゾンがなんだか良い雰囲気です。
“SEPARATION BLOUSON”
BLACK
BODY : 68% COTTON 32% POLYESTER
OTHER : 90% WOOL 10% NYLON
￥63,800.- (in tax)
no.
２つのピースからなるレイヤードデザイン。
カバーオール風のジャケットに、ミリタリージャケットではお馴染みのフラップポケットデザインのジャケットがオン。
襟や袖や、胴部分のレイヤーが巧みなバランスで配置されています。
デザイン的にはアレンジはされていても、各ディテールはミリタリー要素をしっかりと含み、決してコレクションに寄せすぎたルックスではありません。しかもリップストップ素材を採用したことでミリタリーアイテムとしての「定番」的な存在感はしっかりとキープ。ミリタリーアイテムの良さでもある、普遍的な安心感をきちんと持ち合わせています。
たくさん配されたポケットや収納スペースのディテールは着用時のユーティリティーを考慮していてきちんと”使える”アイテムになっているところも魅力です。
見た目良し機能性良しの、”できる”ミリタリージャケット。ぜひこの冬のアウター候補にしていただきたいです。
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